BB・CCクリームの話
こんにちは、前回、前々回と
日焼け止めに関することをメモしてきましたが、
今回からは多くの人が一度は調べたことがあるであろう、
例えば、「防腐剤って悪いの?界面活性剤って何?
オーガニック化粧品って何がいいの?」などについて
数回に分けてメモりたいと思います。
今回はBB・CCクリームについてです。
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BBクリーム...「ブレミッシュ(傷んだ肌を) バルム(修復する)」の略。
もともとはピーリング後の肌の炎症を抑え、
赤みをカバーする保護クリームとして開発されたもの。
つまり始まりは医療用。
抗炎症効果のある※甘草エキスや、
やけどの修復効果のある※アラントイン、
保湿効果がある※シア脂が入っているのが特徴。
しかし、今では上の成分が入っていなくても、
コンシーラーとファンデーションが合わさった
クリームタイプの下地も
BBクリームと呼ばれることもある。
一方、
CCクリーム...「カラーコントロール(色を調整)」や
「コンプリートコレクション(完全な補正)」
「コンビネーションクリーム(組み合わせクリーム)」など、
メーカーによって意味合いは様々である。
BBクリームと違いもともとメイク用に作られたものなので
特徴としてはBBクリームよりも軽い仕上がりと
高いスキンケア効果を持ち、
肌の色味を整えることで肌を綺麗に見せてくれるクリーム。
☞BBクリーム=傷ついた肌の補修、それを目立たなくする。塗って隠す。
☞CCクリーム=もともとの肌色の補正、調整。光で隠す。
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と、違いをメモしてきましたが、
現在ではBB・CC共に配合成分やテクスチャーの違いから
さまざまな種類があり両者の働きの違いは
それほどにないそうです。
なので、選ぶ際は
自分が期待してる効果はなにか。
その商品の1番の"売り"はなにか。
を、チェックし、
実際に試して選ぶのが良さそうです◎
※甘草エキス...抗アレルギー作用、抗炎症作用。
その他、美肌効果やシミ改善効果のある植物エキス。
※アラントイン...消炎鎮静作用。抗刺激作用。
炎症を抑えることでニキビ痕にならないように予防など。
※シア脂...シアの種子から取れる保湿力が高い植物性油脂。
含まれている脂肪酸により肌に馴染みやすく、
ステアリン酸は抗酸化作用がある。
参考 : 化粧品検定1級テキスト
スキンケア大学
http://sp.skincare-univ.com/article/000491/